「子ども大学かまくら」授業記録発刊のお知らせ
「学びのきろく」第6巻が発刊
子ども大学かまくらは、2年ごとに1年間に5回の授業の講義を要約した「学びの記録」を発刊してきました。その第6巻ができましたので、ご案内します。
昨年と一昨年度には、どんな授業があったかが分かります。ぜひご購入いただき、お子様との対話のきっかけにしていただければうれしいです。
第6巻の目玉は、養老孟司・こども大学かまくら学長と30人の子どもたちとの対話ゼミナールです。やりとりがおもしろく、興味深い内容になっています。
テーマは「私たち小学生が抱える問題、悩み」(2023年)と「ナゾだらけの昆虫の世界」(2024年)です。
「私たち小学生が抱える問題、悩み」では、子ども大学の学生たちが抱える問題を赤裸々に養老学長にさらけ出したのには驚きました。例えばーー。
「自分で決めたことを長続きさせるにはどうしたらいいですか」
これは今の子どもたちだけでなく、大人のだれもが抱える問題です。養老学長の回答は実にユニークです。
「自分で決めないことです。変なことを決めるから三日坊主になっちゃうわけで、そんなこと決めなきゃいいんだよ、毎日、1時間、勉強しろなんて、余計なことを決めるるから続かないだけです。決めなきゃいいでしょ。僕も今でも虫捕りやっていますけど、
虫捕りしなきゃダメだなんて、自分で決めていません。ひとりでに長続きしています。それでいいんじゃないですかね。長続きすることって、無理すると絶対ダメですから。長続きしないようなことを自分で決めないこと。だんだん分かってきたけど、今の子どもたちは、何かしなきゃ行けないって事が、ありすぎるのですね、それに自分を近づけようとするから、ストレスが多くなる。そんなもの、とっぱらっちゃえばいいんですよ」
このほか、学生たちの質問にはギョッとさせられます。
「家の手伝いや宿題など、やる気が出ません、どうしたらいいですか」
「私のお父さんは頭がいいのですが、私がお父さんみたいになるにはどうしたらいいですか」
「勉強ができるようになりたいです。先生はどうやって勉強しましたか」
こんな質問に、養老学長はどう答えたのでしょうか。
この記録誌に収録されている10人の先生たちの講義も、大人が読んでも非常に参考になるものばかりです。ぜひご一読ください。
この度、新年度入学記念『学びの記録』第6巻の発刊記念として 第3号~第6号を1冊500円で販売します また 3冊、4冊
※Vol.1、2012~2013年度 と Vol.2、2014~2015年度の 授業記録を収録した冊子は完売いたしました
子ども大学かまくら 事務局 ℡0467-23-3156
お申込み先 kodomodaigaku.kamakura2012@gmail.com
*下記に記入してお申し込みください。最後に送信ボタンを押して、メッセージが表示されたかご確認ください
また、お申し込み後1週間してもない連絡がない場合は、お問い合わせください