2019年度(令和元年度)ゼミ学習B

2019年度 (S2)ゼミ学習Bのレポート

 

テーマ「わが町かまくらの景観まちづくりマップを創ろう(2)

 

講師: 志村直愛(なおよし)先生(東北芸術工科大学教授)

 

日時・場所:

 

1回目 8/19()  9:5012:00 

 [長谷・霊源閣、続いて長谷地域のグループ別探査]

2回目 8/21() 10:0012:20 

[長谷地域のグループ別探査(2)、続いて長谷・霊源閣]

3回目 8/23() 10:0012:20 

[長谷・霊源閣] <霊源閣は、旧・山本条太郎別荘で登録有形文化財;現在は神霊教・鎌倉錬成場>

 

受講生:12名、4チームに編成

(小学4年生 4名、5年生 5名、6年生 3名)

 

 

 

◆学習のねらい

 

ゼミ学習Bでは、私たちかまくらのまちの景観に注目します。観光地や商店街、(じゅう)(たく)地などを(ふく)めた一定区間のまちなかを踏査し、景観の特徴(とくちょう)魅力(みりょく)(ちゅう)(しゅつ)。そのまちらしいかまくらの風情や景観特性を共有し、各人の景観まちづくりマップ作成をめざしました。

 

そのため、グループ別に見学コースを歩き、ヒアリングや取材、資料調査を通じて、その内容、作られ方、経緯(けいい)などを明らかにし、マップの素材を整理しました。写真撮影(さつえい)からイラスト作成、グラフィック上の工夫を()らして景観マップを完成させました。

 

 

◆学習概要

 

 

1回目 

取材踏査(とうさ)「わが町鎌倉の素敵な景観を(さが)そう」

 

山口管理人の霊源閣(れいげんかく)の説明に始まり、10:00から11:05まで前半のオリエンテーションと座学(ざがく)が行われた。講師の志村先生の自己紹介(しょうかい)、景観とは何か、景観マップ(つく)りのねらいについての学びの後に、景観コース4つ

 

 A=甘縄神明社コース/B=光則寺コース/C=長谷寺コース/D=御霊神社コース

 

に対応して、受講生のグループ分け(各3名)を行った。

 

その上で、初日後半の4つの景観コースの景観観察踏査のための説明がなされた。景観観察のポイント、調査の進め方、踏査における記入シートの使い方について、「事例の景観スライドによる観察チェックポイントの例示」、「シートへの記入例」を用いて学んだ。

 

 

 

 

 

 

初日後半(11:10-12:00)は、各グループによる景観観察の実施(じっし)で、まずそれぞれのゴール地点に行き、そこから長谷駅に向かって想定コースを11:50まで踏査した。学生自身の主体的な観察で、レポート地点の地図への丸シール()り、タイトル記入、各人の景観観察の観点や感想のメモカードへの記述、写真の撮影を行った。

 

時計を見ながら踏査を中断し、残りのコース観察を2日目の分として残して、長谷駅に集結し、解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

第2回目 

 

残りの現地調査と景観マップ掲載(けいさい)記事の選考「みんなに見せたい景観を選ぼう」

 

学生は9:50に長谷駅に集合し、駅前で、講師から景観コースの踏査の続きを行うに当たっての注意がなされた。

 

10:15長谷駅を出発し、コース毎に初日の残りの取材に当たった。天候は(くも)りで時間も早いことから猛暑(もうしょ)()けられた。取材に当たっては、写真撮影も増え、各人の感想記入もスムーズに行われるようになった。また、老舗(しにせ)店舗(てんぽ)のインタビューにも積極的に取り組んだ。

 

 11:00を目安に各グループが霊源閣に戻り、後半の景観マップ創りの準備に入った。

 

 

(1)撮影()みの写真の各カメラからの取り()み・集約

 

(2)マップ創り作業の講師説明

 

マップ創りのイメージ解説(基本仕様と作成方法)とマップ事例の見本提示

 

 (3)各自のマップデザインの検討(けんとう)に入る

 

各グループの取材シートの確認と感想カードの整理、作例を参考に、A3白紙にレイアウトをイメージ、掲載取材ポイントの選定とコメントの作成

 

(4)各コースの取材シートと踏査ポイントマーク入りの地図の各学生分のコピー作成

 

次回(最終回)の景観マップ完成を目指しての、自宅でのマップイメージの検討、タイトルやイラスト、コラム内容調査を進めておくことを宿題とし、12:20(ころ)に解散

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回目 

 

景観マップの完成と発表会「素敵な景観マップをデザインしよう」

 

 講師により、2回目までの踏査収集(しゅうしゅう)資料(取材ポイント記載(きさい)のベースマップ、印象カードを組み込んだ調査シート、2種類のサイズ写真)がグループ毎に整理され、各人に配布された。学生は、各グループで長(づくえ)(すわ)り、各人で担当(たんとう)コースについての自作マップ創りの以下の作業に入った。全体の作業を11:30までと予定した。

 

 

①レイアウトイメージに沿()って貼り込み用の(わく)の利用プランを立てる

 

②枠内に、取材ポイント番号、タイトル、コメントを記入し、写真を貼る

 

③枠をベースマップに貼り込む

 

④マップタイトル、コラム、フレームワーク、イラストなどを加えて完成

 

11:00過ぎに休憩(きゅうけい)(かね)ねて、講師により、作品完成の参考に、様々な「手書きマップ」の活用事例の紹介(しょうかい)があった。

 

11:45から各コース順で一人ひとり仮完成の状態の作品について、以下の()(こう)(ふく)め、発表してもらい、講師による講評がなされた。

 

①マップ創りで特に力を入れたところ

 

②一番印象に残った景観の紹介

 

12:10に発表を終え、本日の仮完成マップを配布資料類とともに持って帰り完成させ、1012日の第4回定例授業時に持ってきてもらうよう指示して、全講座を終えた。

 

 

(文責:中村和男 写真:島村國治、中村和男)